①感染予防
当院ではスタンダード・プリコーションの考えに基づいた院内感染予防策を行っております。
ヨーロッパの厳しい規格に準拠した、新世代のクラスB滅菌器を使用して一つ一つの器具をしっかり滅菌しています。
また患者様に触れるものはディスポーザブル(使い捨て)製品を使用しております。
・スタンダード・プリコーション(標準予防策)
1996年に米国CDC(Centers for Disease Control and Prevention:疾病管理予防センター)によって発表された概念です。
スタンダード・プリコーションでは全ての「血液、体液、分泌物、排泄物、創のある皮膚、粘膜など」を感染の危険性があるものとして取り扱うことを勧めています。
これらのものを扱うときは常に防護用具を使い、拡散を防止します。
血液・唾液が触れたかどうかにかかわらず全ての器具を滅菌・消毒します。
・クラスB滅菌器
高圧の蒸気をかけて器具の中の細かい部分に潜んだ菌・ウイルスまで殺すことができるものです。
現在の歯科用滅菌器の中で最も効果の高いものです。
日本の歯科医院での普及率は数%とも言われています。
・ディスポーザブル(使い捨て)製品
ゴム手袋、紙コップ、エプロン、注射針などできる限りのものをディスポーザブル(使い捨て)にしています。
②正しい診断
・CTを用いた立体的な画像診断を行います。
従来のレントゲンでは1断面のみの情報しか得られませんでしたが、CTにより立体的な画像から任意の位置の断面の情報が得られるようになりました。
人体は平面ではなく、立体ですのでこれによって正確な診断ができるようになりました。
例えば奥歯の歯茎から膿が出ている時、原因の歯を特定して治療を開始することができます。
歯茎の下の骨の中に隠れている病変や、根の中のヒビなども特定が可能になりました。
またインプラント手術前の正確な位置決めにも役立っています。
③詳しい説明
・視覚からのわかりやすい説明
診断の根拠と治療法についてお伝えするため、カメラと大画面モニターを用いて状態をご説明し、ご納得いただいた上で治療開始となります。
治療期間、費用、リスクなどのご説明ののち、患者様にとってベストな治療法をご相談いたします。
④丁寧な治療
・直接見えない部分も鏡で直視しながら治療いたします。
従来の治療法では奥歯の影の見えない部分を治療するとき、器具を動かしては止め、鏡で見て確認、また器具を動かすの繰り返しでした。
すなわち見えていないのに器具を動かしている時間が存在していました。
当院では器具を動かしている間は常に、鏡で直視しながら行います。(ミラーテクニック)
これにより奥歯の治療の正確性が向上します。
従来のように見えないところ、映っていないところは術者の感覚で補って治療するということはありません。
- 外観
- 待合室
- 受付
- お子様にも届きやすい低い位置の本棚
- 段差の少ない入り口
スリッパに履き替えていただく
必要はございません。
お年寄りの方にも安心です。
- 洗口コーナー
治療の前後にお口のチェックをしたい時ご利用
ください。
- 非接触式で衛生的な自動ドア
- 診療室 全体
- 診療室 個別
感染予防に適した半個室の診療室
- 世界基準のクラスB滅菌器
- CT
- AED
- 実体顕微鏡による細菌チェック
- 大画面モニターによる説明